【社員インタビュー⑤】初めての新卒・未経験で入社した話

社員数10名前後と小企業である、D-ウェーブですが 実はインターンからの新卒社員が存在します!彼のその後の活躍もそうですが、未経験者がどういう経緯を経てスキルアップしていくかご覧ください。
 
▽登場する社員
大 谷:当社唯一の新卒プログラマー
 
■インターン時代の話
出井:
実は当社初のインターンであり、新卒採用者とのことですが、ほぼ未経験で最初は辛くなかったですか?
大谷:
インターン時代は、ある意味自由でした。当時はコミュニケーションがやや苦手だったので、(他の社員との)会話も少なかったというのもあります(笑) ただ、自分の性格もあるのでしょうが放っておかれるという印象よりも、自由な感じだなと思い。仕事はやりやすかったです。インターン期間が終わり、最初は契約社員からのスタートだったんですが、本当に基礎の基礎の部分のDBの構造や、コーディングルールを先輩社員から教わりました。初めての部分ばっかりでしたが自分には合っていましたね。
出井:
意外にも最初は順調だったんですね。インターン期間中に右往左往して、結局定着できない学生も多い中、立派ですね。
大谷:
インターン中は本当にいろいろ自由にやらせてもらいました。実際の業務に使うサーバーなんかは触らせてもらえなかったんですが、それでも面白かったです。振り返ってみると恵まれていたなと思います。
■新卒入社で大変だった事
 
 
出井:
新卒ならではの大変な部分ってなかったんですか? 社風にあわないとか、雑用が多かったとか、
大谷:
新卒だから大変というモノは無かったですね。 インターン時代から、契約社員となった時点で出来る範囲も増えて 直属の先輩から教わりながら、業務をこなしていました。 学ぶ事はどうしても多いんですが、興味もあったので 努力もしましたが、いつの間にか習得していったという感じですね。
出井:
じゃあ、部活みたいに新人だからトイレ掃除というのはないんですね(笑)
大谷:
そういった事は無いですね(笑) 結構、新人でもベテランでもその分野やコードの内容に詳しかったら誰でも発言権はあります。ただ社内の人間にしか分からない構成やメソッドとかもあるので、そこは教えてもらいました。
■開発者としての壁は常にある
出井:
本当に大変な事なかったですか?
大谷:
そうですね。。受けた仕事によってはで仕様の理解が大変だったモノがあり、期日前になってもなかなか終わらないときは焦りました。結局、その時は先輩方の助けを借りたのですが、今思うと当時のスキルでも、きちん調べてやれば出来たものだと思います。 当時の自分は自分で壁を作っていた部分もあったんでしょうね。
出井:
やれば出来たと?
大谷:
技術的にはそうなんですけど、その後に担当した別案件なんかは、打ち合わせをやればやるほど仕様が膨らんでいく案件があって本当にきつかったです。実装前の段階で、いろいろ検証していたのですが実際に実装してみると、全然想定通りに終わらない(笑)。 前の日の夜から出勤していたんですが朝の9時になっても終わらない(泣)。 結局、帰れたのはその日の16時でした。。
出井:
ここだけ聞くと良くあるブラック企業の話ですね(笑)
大谷:
そうかもしれませんね(笑) この場合は仕様が膨らんでいく時点で、初期レビューが甘いのが明確です。 なので、気付いた点はなるべく早く指摘して上げるのも、要領なんだなと経験しました。言われたものを作れるのも重要ですが、それが本来求めているモノになるのか? どうかをイメージする事はプログラマにも必要ですね。
■良い部分はじっくり時間を掛けられるところ
出井:
さんざん悪いところや大変だった事を聞いたんですが、良いところってありますか?
大谷:
良いところは、案件に対してじっくり時間を掛けられるところが魅力的ですね。 それと、通常の受託案件と違い比較的規模の大きいサービスをメンテナンスしているので、インフラを含めた知識も学んでいけば増えるところですね。
出井:
他にはないですか?(笑)
大谷:
この会社にはアルバイトから入って、上級プログラマになっている人もいますし、 未経験から入って、その後独立してCEO兼開発責任者となっている人間もいます。 もちろん、個々の努力もあったと思いますが、僕を含めて開発者としての、最初のステップを作ってくれたのは、ここの社風かなと思います。 それと、コードを読む力はつくと思います。まずは既存コードを読み解く力はうちの開発では必要ですので、既存コードを理解しながら構築する手順は時間を掛けてできます。 今後はスマートフォンアプリの開発を積極的にやりたいなと思っています。 開発しているWEBサービスの動的な部分はどうしても限界があるので、 出来る事はアプリと比べるとどうしても少なくなります。 やはり、新しいところが一つでもある方がやりがいがありますね。
ということで、新卒から開発者としてのキャリアを積んだお話でした。 会社は”学び舎”と弊社では良く言うのですが、学ぶ場所が有っても それを活かす人間がいないと、人は一向に育たないです。
弊社は実務では、経験が無いけど今あるプログラミングの能力を実務に活かそうという方々の応募をお待ちしています。経験者や未経験者で熱意ある方ももちろんお待ちしています!