【社員インタビュー④】個人開発との両立について聞いてみた。

こんにちは、特命求人強化係の出井(いでい)です。 弊社は開発会社ですから、当然自社案件やクライアント案件のシステム開発を日々やっていますが、個人開発で新しいコードを書いている人も多いです。 個人開発の現状について調べてみました。
 
▽登場する社員
池 田:サッカー大好きなWEBディレクター
廣 田:コードも書けるネットワークエンジニア
高 井:ゲームとお肉が大好きなフロントエンドプログラマー
 
■個人開発をはじめたきっかけ
 
出井:
みなさん始めたきっかけとかあるんですか?
廣田:
僕は個人でAndroidアプリの開発をやっています。 アプリを作ろうと思ったのは、アプリを公開するとユーザーの反応があるので面白そうだなと思って始めました。自分自身の技術習得の為にはじめました面もありますね。
高井:
自分の場合は元々、ゲームが好きでAndroidでゲームアプリを出していたりしていました。
池田:
僕は始めたばかりなんですが、ディレクターをずっとやってきて、 昔からひとりで何か作りたいなと思っていたら、ちょうど作りたいサービスが出てきたので、まずはプロトタイプを現在作っています。
■個人開発の環境面
廣田:
もともと、サーバーなどのインフラ側の技術者としてこの会社に入ったのですが、今はAWSなどのクラウドサービスがあり、初期のインフラ整備では、ほぼお金をかけずに開発が出来る環境にあるのでそこのハードルはそんなにはないです。自社クライアントの関係で、オープンソースを扱う機会がまだまだ少ないので自分で環境を作っています。
池田:
ディレクターにも学習用に開発PCを貸してくれるので、そこは非常に助かっています。 ただGoogleみたいに個人の開発時間が別に有るわけではないですが、 基本的に終業後ならば開発時間は取れるので、終わって2時間くらいは個人開発をやっています。
高井:
Windows機だけじゃなく、MAC機もあるのが良いですよね。流石にデベロッパ-登録費は自分たちで払いますが、最初の開発ハードを用意する手間とコストが少ないです。
■個人開発の大変さ
出井:
業務以外に個人で開発している人って、大変なイメージがあるんですが始めるにあたって何か困った事ってありましたか?
廣田:
個人で開発プロジェクトで大変なのはどうしても行き詰まってしまう事です、けど調べたら絶対わかるので諦めずにやっていきますね。 「とにかく諦めたらそこで試合は終了です」という言葉が身に沁みます。 でも、自分の開発プロジェクトは自由にやれて、コードを書けば書くほど自分の中で資産になっていくのがわかります。今後スキルレベルが上がって、外部に公開できるレベルになったらGitやキータにも投稿していきたいですね。
池田:
僕の場合は基本スキルが何もないので、初期の仕様設計から本当に悩みました。 当初はRubyから始めたのですが、どうしてもエラーになる部分が解決出来なくて結局、Wordpressのプラグインでも実現出来そうな機能だったので、方針転換したり元々開発じゃなくて1からサービスを作るとなるとこうなるな。という失敗を個人でやっている感じです。
高井:
ゲームアプリを作っている人は、”ゲームが好き”という熱意をどれだけ保てるかが一番大変だと思います。自分では面白いと思っていても世間の評価は本当に厳しいので。
■将来的な展望
出井:
個人開発といっても、馬鹿に出来ないじゃないですか、 グリーの田中社長、コロプラの馬場社長ともに個人開発から起業と言う道を選んでいますけど、今後は個人開発で、”一発当てる”野望とかあるんですか?
廣田:
もし出来ればですね(笑)まだまだ、スキル不足でオープンソースコミュニティに顔出すほどではないので、まずは将来的にそこに参加していくところからかなと思います。
池田:
展望が無いわけではないですが、自分が考えたサービスとかって、作る前は何万人、何百万人が望んでいると思って作っているんですが、実際に始めると1日10名も満たない人数です。しかも、それが半年かもしれないし3年以上かも知れないですが、ずーと続く訳です。これに耐えられるような信念を持っていないといけないので、そこは技術者と言うより事業家としてのセンスが問われるのかなと思います。
弊社は10名程度の会社なんですが、意外に開発意欲が高い社員が多いのだなと感じました。
今も自分でWEBサービスを運営している技術者のみなさん。もし良ければ、弊社で業務をやりながら、自分のサービスの切り盛りを考えてみませんか?