【社員インタビュー②】話題の新デバイスについて聞いてみた。

こんにちは、特命求人強化係の出井(いでい)です。
個性的な社員を特集する「社員だって波乱爆笑」ですが、ついに2回目となりました。パチパチパチ。最近、「AI」※1や「VR」※2「IoT」※3とか専門用語の略が増えてきたIT業界ですが、そういう言葉が増えた背景には新しいデバイス(端末)が出てきた事があります。
ただ、新しいデバイスが出来てすぐに飛びつくと、私が買ったゲーム機「セガサターン」※4の様に、闇に葬られるので注意が必要です。
※1 人工知能(Artificial Intelligence)の略称
※2 仮想現実(英: virtual reality)の略称
※3 「モノのインターネット(英: Internet of Things)」の略称。様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み。
※4 1994年に当時のセガ・エンタープライゼスから発売された家庭用ゲーム機。

 
いまの新デバイスは雨後の竹の子の様に一杯出てきていて、言うなれば我々は技術革新の荒海の中に放り出されている状態。非常に悩む問題なはずですが、そんな中で積極的に新デバイスにトライする勇者が我が社にはいるのです!
今回は、開発チームのリーダーとして活躍されている堂之上さんに、そのへんの事情を、いろいろ根掘り葉掘り聞いてみましたよ。
 

▽登場する社員
堂之上:新デバイス好きなチーフシステムエンジニア

 

■新製品の購入基準

出井:
結構、新しいデバイスを購入されているイメージですが、なにか購入の基準とかあるんですか?

堂之上:
新しいデバイスを買う基準は、感覚的に面白そうかどうかです。
あと手元に置いた後に、自分なりにカスタマイズできるのかどうかという点。
この前購入した「GoogleHOME」※5については、既にこのデバイスで使えるOpenAPI※6があったのが大きいですね。

※5 グーグルが開発したスマートスピーカー。 2017年10月に日本でも発売された
※6 標準フォーマットを推進する団体「Open API Initiative」の推奨するオープンAPI

出井:
でも、実際に購入するとなると結構な額になる場合も多くてちょっと躊躇しませんか?

堂之上:
確かに出始めのデバイスって結構高額になりますが、何をやるにしても、新しいデバイスは早めに自分で試す事が重要です。もちろん、値段以上に製品の質とかも気になるので、気になった製品があったら家電量販店とかに実物を見に行ってみますね。その後、ネットで実売価格を調べていくと、その製品への知識も増えるし、値段の相場も分かるので一石二鳥です。

出井:
出て間もないモノって、そもそもリリースのニュースを知る時点で英語サイトしかなかったり、情報が少ないと思うのですが、何か記事で参考にしているところとかありますか?

堂之上:
特に特別なことはせずニュースサイト眺めてて気になったものをチェックする感じですね。ただ米アップル社とかの定期発表会とかは毎日チェックはしませんが、どうしても気になってしまいます。

■新デバイスの可能性と現実

出井:
いままで、いろんなデバイスに触れてきたと思いますが、その中で可能性を感じたモノや、逆になかなか厳しいだろうなと思ったものはありますか?

堂之上:
発売当初から予約していたのでソニーが出したヘッドマウントディスプレイ「PSVR」※7も持っているんですが、まだまだこれを日常で実現するにはハードルが高いなと感じます。実際にやってみると同時期にライバル機として登場した「Oculas」※8や「VIVE」※9と比べて、視野角が狭いので没入感が低いです。ソニーも頑張って価格もリーズナブルなんですが、ゲーム以外の用途に使われるかというと厳しい印象です。なんでも使ってみると、現状で出来る部分の限界値も分かって非常に勉強になります。

※7 ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) が2016年10月13日に発売したPlayStation 4 用バーチャルリアリティ (VR) システムの略称
※8 Oculus社が開発・発売しているバーチャルリアリティ向けヘッドマウントディスプレイ
※9 HTC社とValve Corporationにより共同開発されたバーチャルリアリティ向けヘッドマウントディスプレイ

出井:
購入したデバイスを使った開発の時間とかは作れているんですか?

堂之上:
どうしても毎日忙しいですが、寝る前とか休みの日とか合間をつかって、いろいろ試しています。まあちょっと試す程度の内容ですけどね。

出井:
なるほどありがとうございます。
知人の話なんですが、最近はクラウドファンディング(インターネット経由の資金調達)を利用して新デバイスを開発するベンチャー企業も多く、凄く先進的な製品が多いそうですが工業製品の場合は高確率でプロジェクトが頓挫する事があるみたいですね。
 実際、私の知人もクラウドファンディング経由で、在るアメリカのベンチャーに出資したんですけど、ある日突然、米デラウェア州の法律事務所からメールが来て「破産した」と告げられたそうです(笑)こんな思いをするなら、自分でカスタマイズ出来るモノで納得行くものを作った方がいいですよね。

以上です。
どうでしたか?
みなさん参考になりましたか?

プライベートでは新しいデバイスに挑戦したい。
というエンジニアの方、当社にも新しい物好きが多くいますよ!
また、実際作りましたという方も是非ともお話ししましょう。

お待ちしております!

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