【社員インタビュー①】サッカーを見る為だけに日本中を飛び回った男

こんにちは、特命求人強化係の出井(いでい)です。
どこにも個性的な社員は居るモノですが、うちにも居るぞ!という事で少ない我が社のメンバーの中から、いろいろ根掘り葉掘り聞いてみましたよ。題して「社員だって波乱爆笑」。なお、読んで波乱万丈と思うか、そして爆笑するかしないかは、見ているあなたの心がけ次第です。
 

▽登場する社員
池 田:サッカー大好きなWEBディレクター

 

■なぜ全国をまわっていたのか?

出井:
第1回は熱心なサッカー好きで社内でも有名なディレクターの池田さんの出番です。
どうやら、昔は週末の度にJリーグチームの応援で全国を駆け回っていたと聞いたんですが、それ本当ですか?

池田:
うちの会社に入ってからはやっていないですけど、昔は毎週末に全国を回るという感じでしたね。なにせ当時勤めていたところがサッカー関係のサイトを運営しているところで理解がありました。堂々とサッカーの応援の為にいつ何処に行くというのが公言できる環境だったので、スケジュールが出ると同時に行きたいアウェイゲーム(敵地の試合)を決めて会社や同僚に「ココ行きたいんで休みます」と伝えていましたね。

出井:
素朴な疑問ですが、それって有料スポーツチャンネルとかに登録したら全試合見れるもんなんじゃないですか?ホームゲームは良しとしても、アウェイゲームに行く必要あります?

池田:
自分も有料スポーツチャンネルにも登録しています。
でも、結果を知るだけだったら、それだけでもいいんですけど、自分たちのようなコアサポーター(熱心な応援者)になると、現地で勝たせたいという気持ちが強いので現場に足を運んじゃうんですよ。本当に頻繁に駆け回っている頃は、来週末は札幌で、その次が大阪でと、CAさん並に飛び回っていました。

■交通費や彼女はどうするの?

出井:
ちょっと私じゃ訳が、わからない世界なんですが、それって交通費をものすごく使うでしょうし、仕事が繁忙時期とか、平日の時はどうしていたんですか?

池田:
当時は遠征費は月に10万円くらいは使うので貯金は無かったですね。
繁忙期や平日は基本的に前もって分かっているので、前倒しで処理してその日は絶対に休みます。余りにも休めないなら休みが貰えるところに転職します。

出井:
そんな求職者に向けて身もふたもないことを(笑)でも、D-ウェーブでは割と自由に休めている方なんですね?

池田:
うちは月の休みが何日と渡されて、毎月各自でシフトを組んでいるので、僕の場合は毎月試合日程と睨めっこしながら休みを決めています。ただ子供が生まれてからは行事が入るようになったので、サッカー活動自体は全国を回っていた頃に比べて激減しましたね。

出井:
週末の度に、どこか遠くにいるんじゃ奥さんやお子さんも寂しがるし、ほどほどが良いと思いますよ。というかそんな生活で良く結婚できましたね?

池田:
実はいまの奥さんに出会うまでの歴代彼女には付き合う前に「サッカーが1番で、君は2番目だ」と公言してから付き合っていたんですが、本当に続かなかったんですよ(苦笑)。 これじゃやばいとなって、サッカーが1番と言わずに「一緒に見よう」と言う感じで
初期は一緒にまったり見ていたんですよ。そんな感じで、徐々にマイルドにしていって今が微妙なバランスの上で成り立っている感じですね。

■全国で一番の僻地に行って記憶喪失

出井:
全国を回っていて気付いた事とかありますか?

池田:日本は意外と広いなと感じました。
僕は中国に在住してたことがあるんですが、首都北京から南の香港まで陸路で約2100kmくらいあるんですが、札幌から福岡に高速使って陸路で行くとそれ以上の約2200kmくらいあるんですよ。
それと、ご当地の料理には詳しくなりますね。
例えば、相手が格上のところの場合とかは、負けても「俺は寿司を食いに来たんだ」と
自分に言い聞かせるがために、地元の美味いのを食べて保険を掛けておきます(笑)

出井:
その広い日本で一番辺鄙なところってどこでした?

池田:
僕の感覚では札幌とか沖縄ではなくて、山形県の鶴岡というところでしたね。
九州から行こうとすると山形か仙台空港に飛行機で飛んで、レンタカーを借りて1~3時間かかるんですが、まあ遠い。実際その場に集結できたのは3名だけでした。
酷いのは芝の状態も悪くて、緑の芝の中に砂だけの白いバンカーみたいなのが有ったりするグラウンドでした。そんな辺鄙なところなら勝たねばと思って応援頑張るじゃないですか、
選手も頑張って前半だけで2点を入れて「これはイケる」と思って、3人で喜んでいました。でも、サッカーって本当に面白くて、残り15分で3点入れられて負けちゃったんですよ。

出井:
え?!苦労して現地に行ったのに、そんな事が!

池田:
帰りはもう良く覚えていないんですが、いつの間にか家に辿り着いていました。
もう、ショックと悔しさが大きすぎて記憶が無くなっているんですよ。
でも、歳を重ねるとこういった経験がサッカーの魅力だなと感じたので
この経験は良かったなと今は思います。

■サッカーには人生の縮図が入っている。

池田:
多くの人は、仕事で自分の手に届かないとこで、いろんなことが二転三転するという
経験をしたことがあると思いますが、サッカーはそういった人生の縮図なんですよ。

シュートチャンスが来たら、それを打てるだけのスキルを持っていないと枠に行かない。スキルがあってもシュートチャンスがなければ打てない。
だからといって個人プレーをしてドリブルで相手を抜いて行っても、逆にカウンターで負けてしまう事がある。そして、チームプレーをやらないと絶対に勝てないんです。

出井:
ほうほう、なるほど。

池田:
僕らがやっている仕事も、チームプレーが絶対に必須ですし、
それを最大限意識してスキルを高めていても失敗する時は失敗します。
でも、その失敗を受けとめてゴールに向けてチャレンジする気持ちを失わない事の方が重要なんです。路線転換だけで、ヒットサービスを作れることもありますし、継続的なイノベーションには課題はつきものなので愚直に改善して進むしかない。
サッカーも同じで、戦術があって、瞬時に発揮される個々の判断やスキル、頑張りの積み重ねがあって、初めてゴールや勝利は生まれるものなんですよ。

出井:
なるほど、納得できる部分も多いんですが、さっきから無理やり仕事の話に持って行ってません?

池田:
いえいえ(笑)実際、結構真理をついているんですよ。

という事で、長々とお話を聞いてきました。
今は年に数回ほど奥さんの断りを得て全国のスタジアムに出没しているそうです。
家庭が円満であることを祈りたいと思います。

自分の趣味で全国行脚したいという、そこのエンジニアの方!ここに夢の様な、会社がありますよ。

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